校内サポートルーム
「まちづくりは子どもの幸せから」
これは川西市長の基本的なお考えとのこと。
不登校児童生徒が年々増加していますが、対応や原因も様々であり、何か一つの方法で解決することは難しいです。
そこで、川西市は5つの方向性で不登校施策を整理
1.統一したアセスメントに基づく支援体制の構築
2.相談しやすい窓口づくり
3.魅力ある学校づくり
4.校外の学びの場の充実
5.不登校家庭の保護者への支援
今回の校内サポートルームは5に該当。
「学びを止めない」を目指し、校内の学び場の充実につとめてこられました。
令和6年度からは会計年度任用職員Ⅱとして任用し、小学校は1日4時間、中学校は1日7.75時間配置が実現。
多田中学校の校長先生が、不登校の原因を探るよりも「社会とのつながりを構築するには何が必要か」が一番大切だとおっしゃっておりました。
通っている生徒さんたちにも話を聞きましたが、とても明るく、将来のことを話してくれたり、スキー学習に興味を持っていたりと、いきいきと過ごしている姿を見ることができました。
また、登校から教室まで誰にも会わないで登校できるルートも確保されていました。
学校内にサポートルームがあることで、先生たちの負担も軽減したとのこと。
また、校外にある適応指導教室セオリアと併用している子どももいるそう。
学びの選択肢が様々あることで、自分にあった環境による学びを進めることができるのは大変理想的だと感じました。