2ジェンダー平等について
「室蘭市男女平等参画計画」というのがあります。皆さんご存じでしたか?
現在は第2次計画、令和6年度から第3次計画がスタートします。
なので、令和5年度は新しい計画を策定する期間となります。
①第2次計画と第3次計画のスケジュール
第2次計画には成果指標7点があるが、達成状況は?
そして第3次計画のスケジュールは?
<答弁>
7項目すべて目標値には達していない。
第3次計画は、2月行ったアンケートを分析し、6月を目途に骨子、12月を目途に素案。
その後パブリックコメントを実施し、令和6年3月に策定。
②胆振地方男女平等参画センター
この施設は「みんくーる」の愛称で親しまれております。
しかし、男女平等参画センターとしての役割を果たしているとは言えず(実質貸館)、
しかも、条例は「室蘭市男女平等参画センター」なのに、施設名は「胆振地方~」。
これってどういうことなの?という話になり、質問しました。
<答弁>
センターの役割は、室蘭市男女平等参画推進市民会議や指定管理者と協議・検討する。
施設名は当面このまま。必要があれば変える。
③女性の就労について
労働者の男女間賃金格差を解消していくために、常用労働者301人以上の事業主に対し、
男性の賃金に対する女性の賃金の割合を開示することが義務化。
したがって、市も公開することになりますが、毎年広報2月号で職員の給与を公開する際に、合わせて公開すべきでは。
また、女性技術者の配置が総合評価の加点対象となっている理由、またえるぼし認定及び女性活躍推進企業についての見解と増やす取組について質問しました。
<答弁>
賃金割合の公開はHP。それ以外は他自治体も参考にしながら検討する。
技術者の配置を総合評価で加点している理由は、女性が就業しやすい業界を目指すことは、男女問わず誰もが働きやすい環境となり、業界全体の活性化につながることから、女性を積極的に雇用していただき、技術者として育てる企業を評価するもの。
えるぼし認定当は、企業のイメージアップにもつながり、将来的な人手不足解消の一助になると期待。制度の周知のほか、引き続き女性の就業機会の創出に努める。
(要望)
技師補や建設ディレクターなど新しい資格も生まれている。女性の雇用や技術者を増やそうとする企業への後押しを一層進めてほしい。
④多様な性について
岸田首相や元秘書官の発言などがありました。市長にその見解や、同性婚への賛否等を質問しましたが、残念ながら答弁はありませんでした。
パートナーシップ制度の早期導入を目指すのであれば、導入時期を決めて取り組むべき。また、制度だけではなく総合的に(例えば、当事者従業員への待遇、研修会、相談の場など)、そして室蘭市がどういう社会を目指すのか明確にすべき、と質問しました。
<答弁>
パートナーシップ制度は令和6年を目途に導入。
総合的に取り組むことも検討。対象とする行政サービス等も合わせて検討する。
誰もが自分らしく暮らせる社会の実現に向けた方向性を協議・検討する。