だいぶ間があいてしまいました(^^;
2つ目は、地域と学校の連携・協働について質問しました。
コミュニティスクールが今年度すべての中学校区に設置されます。
しかしながら、すでに設置された地域がうまく機能しているとは言えません。
学校と家庭と地域、それぞれが抱える課題を共有し、ビジョンを共有し、その課題を解決する取り組みをしなくてはならないと考えます。
「学校を核とした地域活性化」を進める体制として、コミュニティスクールだけではなく、地域住民や団体等のネットワーク(地域学校協働本部・地域コーディネーター)が必要です。
また、地域の子どもたちの目指す姿を共有するためにも、小中連携ではなく小中一貫教育が必要であり、導入のスケジュールについても質問しました。
また、こども議会が開催されましたが、「社会に開かれた教育課程」という観点からも、子どもたちが積極的に地域における自分たちの課題等について取り組む意識が必要だと考え質問しました。
答弁としては、
コミュニティスクールは、「学校課題に対して地域ができること」「地域課題に対して学校ができること」など、それぞれの役割を明確にするなど、地域課題の解決に向けた調整役も担っていると認識。
しかし、各地域でのビジョンの共有はしっかりなされていないため、学校と地域が協働して子どもたちを育てていくビジョンの共有に努めること。
地域コーディネーターについては生涯学習課の職員が当面担うこと。
小中一貫教育導入の今後のスケジュールについては、
令和5~6年度が移行期間・準備期間
令和7年度を目標に市全体で全面的に実施する とのことです。
子どもたちの声をとり入れる仕組みづくりにも努めると答弁もありました。
8月に初めてこども議会が開催されました。そこでとてもいい質問があり、ぜひ、コミュニティスクールや学校で取り組んでほしいと伝えました。
ある中学校の生徒からは、「地域で虐待を発見するためにも、民生委員と顔見知りになりたいけれど、どうすればよいのか」という質問がありました。そのことを教育委員会から学校に話してもらい、その結果、生徒会と民生委員が懇談する機会を設けることになったと報告を受けました。
子どもたちが感じている思いを「社会に開かれた教育課程」として、積極的に取り組んでいただきたいです。
電信浜児童遊泳場の運営体制についても質問しました。
町会や元PTA役員等で運営委員会は構成されておりますが、高齢化により年々運営が厳しくなっています。
電信浜は室蘭で唯一の海水浴場なので、守り続けるためにも、今後に向けた体制の在り方について市の考えを質しました。
答弁としては、市と運営委員会とボランティア募集や事業費の支出方策等について一緒に検討し、継続への支援を行いつつ、今後のあり方等について協議をすすめる、というものでした。
以上で簡単になりますが、一般質問の報告を終わります。
詳細には議会HPに会議録がアップされますので、そちらをご覧ください。