7月12日~14日まで北陸に会派で視察に来ております。
今は小松市のホテルでブログを更新しております。
氷見市では、高校の体育館を市役所庁舎にリノベーション。
財政難の中で建築課の職員さんの案だったとのことです。
工事費も新築と比較して約6割削減でき、約19億で完成。
実際の市の負担は約7億5千万とのことでした。
しかも1年もかからずに方向性を決めることができたそうです。
窓口等市民に直接関係する部署は集約化しワンストップに。
市長室は天井がなく、開放的。
2階が体育館だったので、天井高が高く、空調の工夫をしたそう。残業時は電気代がかかるので、別室の会議室で仕事をするそう。
体育館の床にタイルカーペットを貼ってある。
氷見市では、エリアマネジメント事業(まちなか活性化事業)についてもお話しを伺いました。
その後、氷見市ビジネスサポートセンターの岡田センター長にもお話を伺いました。
13日には石川県小松市の公民連携デスクについてお話をうかがいました。
3つのお話はすべて「公民連携事業」と分類できますが、共通して感じたことは、「事業のことは民間の視点・切り口がとても大切である」ということ。
行政の方ももちろん様々な取り組みをされていますが、それだけでは多様化する社会課題には対応できなくなってきています。
あらたな可能性を引き出す・生かす取り組みとして、様々な場面で公民連携が今後さらに必要とされると思います。
その際に、情報共有や情報の生かし方・縦割りではない横串をさすためにも「公民連携デスク」はとてもよい取り組みだと思いました。
行政も企業も市民もみんなにとってよい「三方よし」を室蘭市においても考えていかなくてはならないと感じました。