7/30の午後は北大公共政策大学院宮脇教授の講座。
エビデンスに基づく政策議論に向けての第2回目でした。
議会でもデジタル化について話し合いがされています。
どこに軸を置くか、具体的には仕事の効率化・能率化を軸に置くと、デジタル難民が発生するとのことでした。
室蘭市のワクチン予約はオンラインはLINEのみ。
スマホ保有率やインターネット利用率からみても、最初の高齢者の段階では予約が混乱するのはある程度予測がつくことでした。
また、公共施設や医療機関等で歩いて(正確には外出して)ラインのショップスタンプをもらい、商品と引き換えるという「健康ポイント事業」が今年度の予算に計上されています。6月スタート予定とのことでした。(実施されているのかな・・・報道&検索ではわかりませんでした)
3月の予算委員会の際、スマホを保有していない高齢者への対応を質問しましたが、データを用いて、対応を求めることもできました。反省。
定性的だけではなく定量的なエビデンスをもって主張することを心がけようと強く思いました。
夜はさっぽろ自由学校「遊」のSDGsについての連続講座。
昨日は萩原なつ子先生の「環境・女性・ジェンダー」についてでした。
印象にのこったフレーズは
・24時間戦える元気な男性がデフォルト
・デフォルトはアンコンシャスバイアス。そこから自由になること。
・ジェンダーの視点とは、社会的・文化的に形成された性別(ジェンダー)を意識していこう、つまり可視化していこうとする視点。
無意識にどっぷり浸かっているとそれが当たり前になってしまう。
何か変だと思っても、我慢してしまう。
でも、それは「社会的に作られたもの」であるとまずは認識することが大切だと強く思いました。
選択的夫婦別姓についてもそう。
同性婚もそう。
今までの「当たり前」はもう通用しなくなっています。
皆が幸せに生きられるために何が必要か、必要ではないのか、皆で考えていくことが大切です。