今日は、朝日新聞主催「家族とジェンダー」企画。
『性別の呪縛 受験にも』と題して社会学者上野千鶴子さんとVERYモデルの牧野紗弥さんの対談でした。
また、印象的な点をピックアップ。
「現実は変わっている。頭の中の常識は過去の常識。ファクトチェックをすること。」
まさしくその通り。でも、人間はなかなか自分の考えから抜け出せないですよね。
だからこそ、客観的にファクトチェックすることで、今にアップデートしていく必要があります。
常に自分の考えを疑う姿勢が大切だと改めて感じました。
親の役割は、
・子どもの知らない選択肢を与えること
・子どもが「ああなりたい」と思える、親の人生も悪くないと思える、親自身が幸せであること
東大生の親(だけではないと思いますが・・・)は、「できが良いうちは愛する」という条件付き愛だそう。
これは「稼ぎの額が人間の価値をはかるのか」「役に立たない人間は存在価値がないのか」等さまざまな問いに繋がっていきます。家庭は「あなたがあなたであることが大事」だと伝える場で、「何が相手にとって大事なのか」をお互いに理解する場が本来の姿。
自分の過去を振り返っても思い当たるし、今は自分に対しても言ってしまいます。
セルフコンパッション(自分を慈しむ)というのがありますが、いつも一緒にいる自分だけは自分の味方でいることを選択し続けたいものです。
日曜日にPL教会で「失敗は成長点だ」というお話を聞きました。「失敗は成功の母」よりも個人的にはしっくり。スポーツで素晴らしい成績を上げている方々も、負けることもあっただろうし、血のにじむ努力もされたからこそ、今につながっていると。そう思うと、いきなり素晴らしい成績を残すことは難しく、目の前のことにひとつずつ真摯に向き合っていくことが、自分の成長につながっていくのだな、と、過大なプレッシャーを少し手放すことができました。
「議員とは何だろう」「何のために議員になったのだろう」とよく考えます。
社会を変えていくために、私は質問し続ける。
社会を変える目的は、「住民の福祉の増進」、そしてひとりひとりが尊重される社会になってほしいから。「いろいろあったけど、生きててよかった」と思える人生を私も送りたいし、皆にも思ってほしいから。
まだまだ未熟で、勉強不足で、皆さんの期待に応える力も小さいですが、これからも頑張ります。