· 

研修備忘録7/10

◎埼玉県・栗山町 ケアラー支援条例の成立と施策

主催:さいたまNPOセンター日本ケアラー連盟

 

埼玉県議の吉良英敏さんと栗山町の吉田義人さん、日本ケアラー連盟理事堀越栄子さん。

外国(どこか聞き漏らし)の介護政策の3つの柱は、

1.在宅介護

2.施設介護

3.ケアラー支援

だそう。3のケアラー支援が日本ではない。

ケアラー個人の人生も尊重され、社会全体で支援していくことが必要。

条例で制定することは、行政の継続性の観点からも重要。

埼玉県は高齢化スピード全国1で、介護殺人や自殺、虐待や離職など様々な状況があった。1年かけて条例を制定し、実態調査や支援計画・予算化にも1年かけた。

一方栗山町ではすでに様々な事業を実施している実績があり、それを基に条例化(首長公約)。

 

「家族だから」と自分の人生を犠牲にすることなく、一人ひとりの人生が尊重され、前向きに生きていくためにも、社会全体で支援する必要性を痛感。特にヤングケアラーと呼ばれる児童生徒は、人生の基礎をつくる大事な時期を過ごしている。教育支援や情報、心のケアも含め、支える体制が不可欠。

◎北川正恭教授講演

主催:立憲民主党自治体議員全国研修会

 

過去の延長による政策を断絶し、データやエビデンスに基づいた新たな価値を創造しよう。

執行機関と議事期間は二元代表。

行政の体質は保守的・前例踏襲であり、それを打破するのは議会の役目。

議会は民意を反映させる独立機関であり、執行部へお願いする機関ではない。

地方創生の基本は議会の活性化から。

 

議員とは何だろう、とずっと疑問に思ってきた。行政の圧倒的な人員や能力に対し、議員ひとりではなく、議会として向き合っていく必要がある。議会の力、議員の役割、それに対して自分はどこまでできているのかわからないけど、ひとつずつやっていこう。オンライン市政相談会とか、ニーズあるんだろうか?

ニーズがあるならやってみたいな。

◎男性に聞いてほしいジェンダー問題

主催:立憲民主党自治体議員全国研修会

島岡まなさん

 

日本は人権後進国。ジェンダー不平等国家。

幼い時から、人権教育、ジェンダー教育、性教育が不可欠。

さまざまな問題は人権意識の低さから。

 

正確な言葉は忘れたが、「強者は自由を抑圧し、弱者は法が解放する」というフレーズが印象的だった。

選択的夫婦別姓や同性婚の裁判を見ていて、法、特に憲法は大事だと実感している。

自由とはなにか、平等とはなにか、憲法を勉強する必要がある。