11/14に北斗文化学園主催の
◆自立支援介護セミナー2020 激動の高齢者介護を考える◆に参加し、竹内孝仁先生さんの講演を聞きました。
おむつゼロを目指すために、まずトイレまで歩けるようにする。
おむつがなくなることで、介護するほうも楽になる。
結果的に家に帰ることができる。
すごく希望があるお話でした。
回復して大好きなビールと枝豆を食べられるようになって笑顔で写っている女性の写真を安倍前総理が見て、感銘を受けていたそうです。
また、別の男性は、胃ろうであっても、口から食べるまでに回復していました。
きっと普通は「奇跡」だと思ってしまうことが、自立支援介護の現場では起きているのでしょう。
人は1日2,500mlの水分が体から排出されていますが、そのうち1,000mlは食事から吸収している。残り1,500mlを積極的にとることによって、認知症が改善するそうです!!
実際にテレビで放映されていた俳優の布施博さんのお母様のビフォーアフターを見ました。
顔つきも変わり、布施博さんの妻をお手伝いさんとしか認識していなかったのが、ちゃんと妻だとわかるようになったりと、その改善ぶりにびっくり。あれ以来、我が家では積極的に水分(お茶とかもOK)をとっています。
せっかく室蘭に自立支援介護を教えている学校があっても、実践する場所がなくて、学生たちは市外の施設に行ってしまうと前に聞きました。もったいないですね。総合計画のタイトルが「室蘭が好き。みんなで創る、住み続けたいまち」なので、ぜひとも室蘭の施設で自立支援介護を受けることができ、ピンピンコロリで家で亡くなりたいものだと切に願います。